各界からの提言

各界から長崎県同友会会員へ向けた熱きメッセージ

長崎の社会経済活動の 回復・拡大に注力

 皆様には、日頃から本県の産業労働行政に対しまして、ご理解とご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

 長崎県中小企業家同友会におかれましては、1972年の設立以来、様々な業種の中小企業経営者が学びあう自主的な組織として、本県の中小企業の振興や地域経済の発展に多大な貢献をいただいておりますことに、心から敬意を表するとともに深く感謝を申し上げます。

 さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、いまだ新型コロナウイルスの収束が見通せない状況下にあり、今後は保健・医療・福祉機能と社会経済活動との両立を図っていく必要があると考えているところであります。引き続き、地域ごとの医療ひっ迫状況等を見極めながら、国や市町とも緊密に連携のうえ、感染防止対策を講じつつ、社会経済活動の回復・拡大に注力してまいります。

 本県におきましては、飲食店以外においても大きな経済的影響が生じていることから、国の事業復活支援金の活用を積極的にサポートするとともに、県といたしましても、国の事業復活支援金に県独自で上乗せして給付する「長崎県事業復活支援給付金」を創設し、申請受付を4月18日に開始したところであります。引き続き、県内事業者の現状を踏まえた対策を迅速かつ的確に講じてまいります。さて、本年9月23日には西九州新幹線(長崎~武雄温泉)の開業を迎えます。県といたしましても、その効果を最大限に高めるとともに、県下全域に波及・拡大させるため、県民の皆様の気運醸成や来県者に対するおもてなしの実践等の準備を進めてまいります。今後とも、新幹線の開業に向けて、関係団体や市町等とさらに連携を図りながら、アクションプランの推進に注力し、万全の体制で受け入れができるよう全力で取り組んでまいります。

 皆様方におかれましても、中小企業家同友会の活動を通して得られた知見や経営姿勢などを自社の経営に活かしながら、事業拡大や付加価値の向上などに積極的に取り組んでいただきたいと考えております。

 県といたしましても、引き続き、県内中小企業・小規模企業の振興に取り組んでまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

vol. 299(2022年5月号)掲載
大石 賢吾

長崎県知事

大石 賢吾

1982年7月8日生
2001年3月 長崎県立長崎北高等学校卒業
2006年6月 カリフォルニア大学デービス校卒業
2007年4月 長崎大学熱帯医学研究所勤務
2012年3月 千葉大学医学部医学科卒業
2012年4月 千葉大学医学部附属病院勤務
2018年3月 千葉大学大学院医学研究院 博士課程修了
2020年4月 厚生労働省医政局 地域医療計画課
      救急・周産期医療等対策室 室長補佐
     (新型コロナウイルス対策推進本部医療班兼務)
2021年4月 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構
      革新基盤創成事業部 事業推進課 課長
2022年3月 長崎県知事