島原支部活動の詳細
2015/08/31

島原支部 8月例会報告

IMG_4375 IMG_4378 IMG_4376

 

日時:8月17日(月)19:00

会場:HOTELシーサイド島原

テーマ:「援助の心が組織を変えた!」

~中小企業経営者が障がい者に出来る事~

報告者:(有) エス・ケイ・フーズ

取締役 中村 こずえさん(長崎支部出島地区会)

 

8月は長崎支部・出島地区会の中村こずえさんをお招きしての経営体験報告でした。島原支部や他支部会員のみならず、島原半島を始め県内各地の社会福祉法人や地元島原の特別支援学校の職員さんなど総勢60名以上が出席する例会となりました。

本報告では島原支部会員からの「長崎市内近郊のマクドナルドを12店舗運営する(有)エス・ケイ・フーズの経営に関する内容もお聞きしたい」という要望も盛り込まれており、今まで県内外各地で行われていた中村さんの報告とは違ったものとなりました。

1995年の会社創業以来掲げている「全従業員が安心して働ける強い会社を目指します」という目標はこれからの中小企業が目指すべき指針の先駆けであり、それを既に行っている同社の理念風土に多くの参加者が深く感銘を受けておりました。

各種イベントでポテト無料券の配布などによるCR活動は行っていたものの、「長崎の地で商売をする者として何かしらの社会貢献は出来ないか?」と模索していた所、経営を任された店舗で勤務していた一人の障がいを持った青年の成長を目の当たりにしました。

その時、自身の障がい者に関する差別的考えに気付いた中村さんは彼らの秘めた可能性に気づき、障がい者雇用を行う決意をしたそうです。雇用当初は彼らの個性に戸惑うこともあった各店舗のスタッフも、仕事を通じてのコミュニケーションを図ることでそれを理解し、一緒に仕事をやっていく中で社員自らが考えて行動するようになり、そのことこそが社員教育になっていると中村さんは述べられました。

障がい者雇用を行うに当たり経営者が不安に思うことはちょっとした心がけで解決できることであり、それ以上に経営者自身が持つ障がい者へのハードルを取り払い、理解することが大切であるという話を受け、私自身も考えることの多い例会となりました。

報告後は質疑応答が行われ、質問者に対して中村さんだけでなくゲストで参加された社会福祉法人の方々が答えるという形式で行われました。数多くの質問がなされ、双方の相互理解が深まる有意義な時間となりました。

懇親会においても障がい者雇用に関する議論があちこちで起こり、障がい者問題に触れ、理解し、島原支部の多くの会員にとって一つの新たなる学びとなった例会でした。

(文責 本多 勝一郎)