島原支部活動の詳細
2023/03/15

島原支部 1月例会報告

テーマ:生産者から経営者へ~ビジョンで広がるワクワクする未来~

支部名:島原支部

日時:1月17日(火)19:00~21:00

会場:HOTELシーサイド島原・Web

報告者:平川製麺 代表者 平川 主税会員

 2019年入会後、コロナ禍になり学ぶ時間・交流が減少のなか、同友会活動の基本である自主的に見聞を広め自社の繁栄のために行動を実践した、波瀾万丈な平川さんの報告を聞いて多くの学びとなりました。
 もともとは家業の建設業を継ぐ方向で就職。しかし建設業に向いていないなと考えていたとき、叔父が経営していた製麺業を継ぐ話が持ち上がり、兄弟で一念発起して製麺業界に転身します。引き継いだあとも同業者から認められない日々、家業の平川住宅建材倒産などありましたがそれを必死に乗り越えてきました。
 これからの方向性を悩んでいた時に平野さんから誘ってもらい入会しました。しかし、すぐに同友会活動は、コロナ禍による活動自粛やWeb主体に切り替わりました。コロナ禍では家族が倒れ、特に弟さんが脳梗塞で倒れたときは製麺業の廃業を考える程に悩みます。そんなときお客様から「平川製麺さんのインスタないの?」と言われたことがきっかけで、素麺のアレンジレシピSNS発信を試みました。こ
れが好評で、いまでも毎週末更新しています。他にも、同業者若手の集まりで交流する間に気持ちの変化があり、製麺業を通して地元に還元したい、業界を盛り上げたいとの思いが沸き立ちます。
 今年度は島原支部ビジョン委員長の役員に就き、経営者としてビジョンの重要性を学び、10年ビジョンを作成されています。ビジョンを経営・小売・販売・食育・養成と細分化して作成。ビジョンは経営者の具体的明確な意思を表現手段と最適ですと話されます。
 平川さんが目指す経営者像は「会社は経営者を映す鏡 貪欲に学び優しく寄り添う経営者」です。
 今回の例会で人との出会い・プラス思考・行動力、これを積極的に実践活用することが自社繁栄に繋がるということが一番の学びとなりました。
 今回の例会では多数のゲスト・他支部会員の参加がありました。また、2名の入会希望もあり2023年よいスタートを切ることができました。
(文責 末永 義邦)