日時:7 月15 日(木)18:00 ~ 21:00
会場:長崎インターナショナルホテル・Web
テーマ:地域経済の未来 ~地域中小企業と地域金融機関による価値共創~
自社の事業価値を磨き上げる便利ツール 「ローカルベンチマーク」と「経営デザインシート」
報告者:(一社)日本金融人材育成協会 会長・金融庁参与 森 俊彦 氏
出席者数:68 名(会員37 名、ゲスト17 名、他支部13名(うちWeb10名)、事務局1名)
7 月は中小企業魅力発信月間。各支部の7 月例会において何かしら我々中小企業の魅力を発信できる例会にしようと各支部政策委員会が企画を担当。大村支部では地域の金融機関の皆さんに中小企業の魅力を感じていただこうと、中小企業と金融機関が共に学べ、対話できる例会を企画しました。
講演では地域経済エコシステムの好循環ループを実現するための地域金融機関の在り方と「伴走支援型融資」について、そのために必要な金融機関と中小企業の両者の共通言語としての「ローカルベンチマーク」と「経営デザインシート」の必要性について説いていただきました。また、大企業だけでなく、これからの中小企業の経営においてもESG、SDGs の視点を避けては通れない環境になりつつあることや、中小企業経営者の金融リテラシー向上の必要性、ローカルベンチマーク等を利用した中小企業の「見える化」「見せる化」の推進、中小企業経営者と地域金融機関の平時からの信頼関係の構築の必要性を熱く説かれました。これらを普段から経営指針の作成等の活動を展開している全国の中小企業家同友会が率先して推進することに期待されました。
グループディスカッションは「経営デザインシート」の一部から抜粋して「自社事業における『これまで』の外部環境と『これから』の外部環境」をテーマとし、コロナ前とコロナ禍とコロナ後における自社の外部環境についてディスカッションを行いました。
文責 中川 有二