長崎浦上支部活動の詳細
2021/02/02

長崎浦上支部 1月例会報告

日時:1月26日(火)18:30~20:30

会場:Web

テーマ:ダイバーシティマネジメント ~違いを受け入れ共に歩む~

報告者:(福)ながよ光彩会 理事 統括施長 貞松 徹会員(長崎出島支部)

出席者数:22名(会員18名、他支部3名、事務局1名)

今回の例会では、ダイバーシティ(多様性)についての考え方、そしてダイバーシティマネジメントとはどのようなものなのか長崎出島支部の貞松さんにご報告いただきました。

貞松さんは2013年に長崎に戻られ、社会福祉法人の立ち上げや外国人・障がい者の雇用など様々な取り組みをされています。2014年から始めた外国人職員の雇用では、日本人の職員と共に現地に行き、どのような文化・宗教や習慣があるのかを知ります。日本ではあたりまえと思うようなことが他の国では違っていたりすることを学び、外国人の方が日本語を全て理解するのではなく、日本人の職員の方達がやさしい日本語を学んで話すなど相互理解を深めて働きやすい職場づくりに生かされています。

また、障がい者雇用では受け入れ前に職員の方達に特別支援学校の先生やジョブコーチからの研修を繰り返し実施し、障がいの特性を学びました。仕事の教え方についても繰り返し職員研修を行い、障がいのある方の特性を理解しながら指導することでお互いの働きやすさに繋がっているということでした。

そして、特別支援学校を卒業しても高卒資格が取れないためなかなか職に就くことができないことから、介護職員初任者資格を取得してもらい、介護の仕事がしたい障がい者職員の資格取得プログラムの整備も行って障がいのある方でもしっかりと働けるような仕組みづくりにも取り組まれています。その他職員全員に副業を推奨し、ノルディックウォーキングのインストラクター資格を取得して講習をしている方もいます。また、施設内でハーバリウム教室を開催し、その参加費収入を職員へ還元するモデルを試行されています。職員だけでなく入所者の方達にも先生や生徒になってもらいセカンドキャリアづくりにも貢献しています。

2020年から始まった「みんなのまなびば み館」は施設の一部を改装し地域の方々が集まりあたらしい繋がりを生む場所として開設され、様々な教室やイベントを通して町の課題(困りごと)解決にもつながっていっているということでした。このような取り組みから貞松さんはダイバーシティを遠くの世界に求めず、身近な世界で気づくこと。隣の人の個性を知り、心を柔軟にして違いを比較せずあたりまえと捉える習慣や隣の人のことや家族のことを明確に知ることが大切であるとのことでした。ダイバーシティマネジメントについては、

①知ること ②参加(行動)すること ③感じること、経験すること ④つながること⑤共創すること ⑥発信すること ⑦継続すること

上記のようなことを大切にしながら色々な取組をおこなわれています。グループ発表では相手のことを知る+理解するために話をしたり聞いたりすることが大切ではないかという意見が多いようでした。今回の報告では多様な個性を知り受け入れることがダイバーシティを考えるにあたり大切だということを学びました。

文責 山口 善也