島原支部活動の詳細
2019/12/19

【経営者塾講座】SDGs勉強会

日時:11月8日(金) 18:30~21:00

会場:つくば倶楽部

報告者:長崎大学 経済学部 准教授 山口 純哉氏

人を生かす経営4委員会(経営労働・共育・ダイバーシティ・共同求人)の主催で、長崎同友会として初めてSDGsの勉強会を開催しました。

「SDGs」とはすべての国連加盟国が2030年までの達成をめざす、貧困や教育、環境などの分野についての17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットと232の指標で構成されています。

はじめに山口氏から、SDGsが2015年に国連サミットで採択されるようになった社会を取り巻く状況・新たな潮流について説明がありました。そこには個人が地域環境やひと・社会・地域に配慮したエシカル消費に興味を持つようになったこと、投資においてはESG(環境・社会・ガバナンス)投資が拡大していること、社会課題へコミットした企業理念を持つ企業が増えていることが挙げられました。

次にSDGsの到達点や国内における政府・自治体・具体的な企業の動向について説明がありました。地域企業がSDGsに関わる意義として、①地域企業が活動する社会の存続 ②地域企業の価値向上 ③地域企業による新たな市場の開拓 ④地域企業の経営資源となるネットワークの獲得 の4点について説明いただきました。

そして地域企業がSDGsに取り組むために、①組織内外のバリューチェーンを把握する。②社会的な価値の実現に貢献できる部分を探す。③「やるべきこと×やりたいこと×できること」で優先順位を明確にする。④組織内外のマネジメント・計画から評価のサイクルに落し込む という手順について説明がありました。ここでは自分の事業はSDGsの何番にあたると考える良いことや、無理をする必要はなくちょっとの工夫や1つの作業を変えることでSDGsに取り組むことができるということを学びました。

後半は、グループに分かれワークを実施しました。ここでは自社の事業の説明をしたのちに、グループから事業に対するアイディアや新たな事業展開などが話され、最後は1枚の模造紙にまとめ発表をしました。

ここでは本業以外の方からの意見を聞くことで新たな視点を発見することができ、またSDGsへの取り組みを意識することで、新しいビジネスのアイディアがどんどん生み出されていました。

今回の勉強会を通して、1つの作業を変えることで我々中小企業もSDGsに取り組むことができるということを学び、SDGsに取り組むことで新しいビジネスの可能性が拡がると感じることができました。

人を生かす経営4委員会はこれからもこうした勉強会の実施等を通して会員企業に役立つ学びの場の提供や情報発信を行って参ります。みなさまのご参加お待ちしています。

文責 事務局 田口 友廣