北松浦支部活動の詳細
2018/07/27

北松浦支部 5月例会報告

日 時:平成30517日(木)1830

会 場:サンパーク吉井

テーマ:5月例会「自社の30年歴史と経営計画」

報告者:(株)グッド・ハウス 代表取締役 鬼塚 秀典会員

設立30周年を迎える、松浦市が本社の(株)グッド・ハウスは、鬼塚さんが21歳の創業から、株式会社の設立、現在に至るまで様々な出会いや経験、何度となく立ち塞がる困難を家族や社員の方と乗り越えてきた思いを発表されました。

建設業を主とし、「住む人たちが楽な家」「住む人を思いやる家」を一生懸命に考え、住む人たちから喜ばれることを考え家づくりされています。

32歳で設立した会社名「(株)グッド・ハウス」は、お客様に仕事を褒められる事に喜びを感じ、今後もお客様に喜ばれる「良い家」を作る!という思いから決められたそうです。それから、家を作るために必要な水道工事、電気工事、宅地建物取引業と事業を拡大し、現在に至っています。

経営理念について、すでにあった経営理念を2017年度に北松支部で行った経営指針成文化セミナーでさらに磨きをかけられています。経営理念を1.社員とその家族を幸せにする。2.お客様を幸せにする。3.地域社会を幸せにする。と掲げられており、人を思いやる鬼塚さんの姿勢がよく表れています。また、「幸せ」の定義も、社員の方によく理解してもらい共有できるよう「身近な人の役に立ち、よろこばれ、感謝されるものである」と明確に定義をされています。社員とその家族を大切にする鬼塚さんの姿勢は、ホームページを見た求職者の方から多数面接希望が来るなど、たくさんの人に思いが伝わり、社員数の増員にもつながっています。

最近では、住宅を求める人が買いやすい家を企画し、シンプルな外観で、快適設備等にコストをかけた「建売住宅」を手掛け、多数の購入希望者が現れるほど人気を呼んでいます。

(株)グッド・ハウスではお客様の困ったにすぐ対応できるよう、社内には各専門の技術者が常駐しています。チラシや看板、広告宣伝のためのデザイン専門の社員のかたも社内におられ、鬼塚さんの思いをすぐ形にし、表現・発信できる体制も整っています。

また、地元のカフェで、お客様と住宅の間取りや建築デザインについて語り合う勉強会「ハウジングカフェ」というイベントも定期的に開催され、5月には第6回も予定されており、大変好評だそうです。最後に、鬼塚さんは趣味で野菜作りもされており、自身で作ったたまねぎやさつまいも等をお客様に配り、お客様に喜ばれる事がうれしいと笑顔でおっしゃっていました。

お客様や社員の方々、たくさんの人をきめ細かな心遣いで思いやり、長年にわたり経営をされている鬼塚さんの発表は多くの気づきと学びをいただきました。これからも鬼塚さんの周りには、幸せが増え続けていくものと思います。

文責 上野健太朗