諫早支部活動の詳細
2020/10/05

諫早支部 9月例会報告

日時:9月16日(水)18:30~20:00

会場:諫早市社会福祉会館・Web

テーマ:オンデマンド授業という異例の形式が日常になる?

報告者:長崎ウエスレヤン大学 キャリア支援センター長 岩永 耕氏

出席者数:31名(会員27名(うちWeb2名)、ゲスト2名、他支部1名、事務局1名)

今回は諫早支部初の試みで、会場とZoomを併用した例会を行いました。
報告者は長崎ウエスレヤン大学キャリア支援センター長の岩永さん。
「就職活動スキル」を学ぶ授業の責任者です。

コロナ禍の真っただ中、本来であれば大学構内で開催予定であった「就職活動スキル」という授業を、これまでと異なり「インタビュー動画」による「オンデマンド講義」にした結果、学生さんたちのレポート内容がどのように変化したかを中心に報告いただきました。
「オンデマンド講義」とは、学生がネットで「好きな時に見られる講義」のことです。
つまり学生は自宅にいながら遠隔で、かつ好きな時に講義を見られます。
これとは別に生配信タイプもありますが、この授業ではオンデマンドにしたそうです。
「Google Classroom(オンライン学習・指導管理)」というソフトとYouTube動画を組み合わせた授業だそうで、短期間でシステムを構築し手探りの開始だったそうです。

先日、同友会とのタイアップで行った講義を紹介されました。
講師は、(福)ながよ光彩会の貞松会員、(有)エス・ケイ・フーズの中村会員、(有)シュシュの山口会員です。
「企業理念」や「概要」、「(企業が)求める人材」などを講師が語っている「インタビュー動画」を学生に視聴させ、地元企業の実情やそこで働くということについて、考えてもらう授業です。
今回は、それらの講師のインタビュー動画に加えて、事前学習として、長崎同友会のホームページを学生に視聴させることで、まずは同友会という組織の主旨・活動を学ばせたそうです。 その際は同友会の紹介動画が役に立ったそうです。

やむなく始めたオンライン化の試み。顔が見えず、対話がないオンデマンド講義ですので問題・課題も多い中、良かった点も多々あり、手応えを感じているとのこと。
例えば学生からのレポートが「長文で中身も踏み込んだものに」なったそうです。
通常の講義と違い、事前に見ておいた方が良い情報、ホームページや関連動画、資料などをウェブ上で一箇所に集約することで、生徒たちは自ずと先にそれらの予備知識を入れ、それから本題の講義動画を見ます。
また通常の対面授業では授業の最後に15分程でレポートを書かせていたため、どうしても短文で表面的になりがちだった所が、数日の提出期限を設けることができるようになったため、明らかに濃いレポートが増えたそうです。
ただ、一度に集められないので集計する先生方の負担は大きい等、デメリットもあります。

今後は対面の授業とオンデマンドを取り混ぜた「ブレンデッド・ラーニング」形式も検討されています。「オンライン」で「オンデマンド」、つまり自宅から、それぞれの時間でゆっくり見てもらう・・・。withコロナの現在、企業もこの利点を存分に取り入れて、テレワークや非対面顧客サービス等に活かせそうなヒントの詰まった報告でした。

文責 田浦 健吾