五島支部活動の詳細

五島支部 5月例会報告

日時:5 月19 日(水)18:30 ~ 20:30

会場:Web

テーマ:100 年以上の畳屋がネット社会でやっていく後継者の挑戦

報告者:小柳畳商店 小柳 竜士 会員(諫早支部)

出席者数:会員3名

 

今月は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でWeb のみの開催となり、諫早支部の例会に参加させていただきました。

報告者の小柳さんは、150年続く畳屋の4代目のお父様と家族経営でお仕事をされている27歳の5代目です。近年は畳離れが進むなか、どのようにすれば畳みの良さを伝えることができるか奮闘するご報告でした。

現在、Amazon で大ヒットの商品「座・あぐら」は4 代目で職人歴35 年のお父様が膝の悪い友人のために、素材や形、大きさなど試行錯誤してつくったのがきっかけでした。5 代目の小柳さんは、「座・あぐら」を売るために、大手ネット販売各社の契約条件を調査し、自分の商店の状況にどこが一番合っているのか分析し、Amazonを選定しました。商品の説明では「座・あぐら」ができた経緯、実用例、素材のイ草の効果など写真を用いて商品の紹介を行っていました。(例会後、私も「麻の葉」を注文しました)

グループディスカッションでは、テーマ「ネット社会であなたの企業が取り組んでいることは?」に対して、「コロナ禍もあって研修やコンテストをオンラインで行っている」「契約時に印鑑を使用するので不動産業ではあまり進んでいない」「個々の記録をデジタルで保存したいが、入力時に年齢が高い人たちは課題がある」などの意見が聞かれました。

今回の報告テーマは「100 年以上の畳屋がネット社会でやっていく後継者の挑戦」ということで、お話をお聞きする前は「インターネットを利用した畳の販売戦略のお話なのかな」となんとなく感じていました。
しかし報告をお聞きすると、現在取り扱っているデザイン畳や、タバコの焦げをヒントに商品開発した「畳の命名書」など、固定観念にとらわれず、柔軟に変化に対応していました。小柳さんはとても畳が大好きで、その畳の良さを多くの人に知ってほしいということが、凄く伝わりました。

最後になりますが、諫早支部の皆さん、お世話になりました。

文責 設楽 誠