島原支部活動の詳細
2019/10/31

島原支部 9月例会報告

支部名:島原支部
日時: 9月18日(水)19:00~21:00
会場:(有)シキシマ 研修室
テーマ:しきしま蒲鉾の現状と未来
報告者:(有)シキシマ 代表取締役 敷島広太会員

移動例会として開催した9月例会は、報告者の敷島さんの経営されている(有)シキシマ社屋2階を会場として開催しました。社屋は1階が店舗・体験ルーム・工場、2階が主にセミナールームとなっています。移動例会にも関わらず多くの会員が集まりましたが会場は広く、快適に開催できました。
冒頭、(有)シキシマと敷島さんご本人のこれまでの歩みを話されました。先代である父親が創業された時は工場兼住居の住まいで風呂は近所で借りるような状況でしたので、よく学生の頃から手伝いをされていたそうです。敷島さん入社後旧社屋を建設されました。先代である父親は反対の中の建設でした。そんな中、発生したのがお兄さんの借金問題でした。多額の借金が判明し一時は倒産も覚悟されたとのこと。そんな経営危機をなんとか乗り切ってこられたそうです。
同友会においては、志賀島での経営指針書作成セミナーで一念発起、自社の経営指針書を作成、会社に戻り関係者を招待し発表会を開催。これから進むべき道筋を発表され、先代社長である父親がうれし涙を流されていたそうです。今回の報告では作成されている経営指針書の内容まで公開していただきました。経営指針書は「箸の上げ下げまで分かるように」と学んだと敷島さん。9つの項目に細分化された具体的内容は大変参考になりました。
この経営指針書を元に経営を拡大し、現社屋を建設。建設された動機は危機感からと話される敷島さん。なにより会社を次世代に繋ぐため、研修室、スクリーン、体験、バスを駐車可能施設を兼ね備えた社屋は完成されました。ネット販売、ふるさと納税、体験(子供連れ、大学生、幼稚園、海外)、また今回の移動例会事態も敷島さんの計画の延長上にあるように思えます。
今回の敷島さんの報告の中で特に印象的な言葉は、なにか有事が発生したとき「誰が悪いではなく→何が問題なのか」、「目先の損得より善悪」、「天の蔵に貯蓄する」、「商売は正々堂々」というものでした。敷島さんにお話をお聞きすると、その人間性と経験されてきたことからと思いますが、毎回背筋が伸びる様な感覚になります。私も自社にとっての「三方良し」を考えてみようと決意をしました。
参加された会員も同友会、または経営指針書の必要性を再認識された方も多く、大変学び多き例会となりました。
文責 島原支部 荒木亮