大村支部活動の詳細
2018/03/19

大村支部 3月例会開催報告

支部名:大村支部

日時:  3月15日(木) 18:30~

会場:長崎インターナショナルホテル

テーマ:『波佐見焼「デザインを活かした暮らしの器を長崎から世界へ」』

報告者:白山陶器(株) 代表取締役社長

松尾 慶一 会員

長崎県中小企業家同友会の代表理事、次年度は全研実行委員長としてご活躍されている松尾代表理事ですが、今回は白山陶器㈱社長、一人の経営者として是非知りたいし聞きたいと大村支部会員の中で要望が多々有り、本日はお忙しいところ、松尾社長にお時間を割いていただき、経営体験報告を行っていただきました。

当初、くらわんか碗、コンプラ瓶の庶民向けの陶器を巨大な登窯で大量生産を行っていた波佐見焼、ブランドに関しては伊万里焼、有田焼の陰に隠れていましたが今日では日本を代表するブランド『波佐見焼』として名を馳せています。

1958年、先代社長時に白山陶器㈱の社名を図案化・装飾化(ロゴマーク)の画期的な発案、他との差別化を図ったデザイン、付加価値の高い数々のヒット商品開発に手掛けられ、これまでにグットデザイン賞133点ロングライフデザイン賞42点の作品をこの世に送られています。

しかし白山陶器㈱にも困難な時期が有りました。80年代をピークに売上減、債務超過、受注生産でなく見込生産で大量に在庫が発生し絶望的な状況に陥りました。そんな窮地からいかに盛り返したのか?その後の松尾社長の行動力、経営力には敬服されます。松尾社長の気持ちが変わったきっかけは、海外の国際見本市。この体験を境に白山陶器㈱の風向きが変わった。

自らテーブルウェアフェスティバル(東京ドーム)に出向き商品の発表、積極的なPR、更に南青山にHAKUSAN SHOPのOPEN。売れるかは求めず『兎に角お客様に知っていただく!』 結果、このブレない松尾社長の経営手腕は、今日の白山陶器㈱のV字回復、『波佐見焼』ブランドの定着に繋がったと思います。

今回の松尾社長の言葉の中で、次に繋げる今できることを一生懸命行うこと。物事に対して情熱的にやること。行動はやり続けること。松尾社長の、経営者としての心構え想いが鮮明に伝わる報告でした。

最後に『知ってもらうことの大切さ』

この言葉、大変重みを感じます。

ご多忙の中、大村支部でのご報告、松尾社長、有難う御座いました。

文責 大村支部 浦郷学