大村支部活動の詳細
2017/11/06

大村支部 10月例会開催報告

日時:10月19日(木)18:30

会場:長崎インターナショナルホテル

テーマ:『とことん学ぼう同友会!』 ~同友会の学びが金メダルになった!~

報告者:九一庵食品協業組合 代表理事長 徳田 信義会員

(有)金井建設 代表取締役 金井 政春会員

 今回の例会は、大村支部相談役の徳田さん・金井さんのお二人の報告を例会委員会アドバイザーの下坂さんがナビゲートして進める新たな取り組みでした。同友会の歴史や支部の設立から現在に至るまでのご苦労、また労使見解や経営指針、同友会での学びや参加者の疑問や質問などに両相談役からお話しいただきました。

 まず、支部の設立では親睦主体から経営を学び合う勉強会のスタイルに変遷し、その中でも労働者と使用者の関係を改善したいという思いで『労使見解』を学んできたことから、「経営者の責任」や「対等な労使関係」などの8項目をひとつひとつ分かりやすく丁寧に説明されました。社員との信頼関係を醸成するには、清く正しく粘り強く接することが何より重要というメッセージが印象に残り、続けて報告された経営指針作りや経営計画書と「金メダル受賞」の実践に繋がっていることを理解できました。

 会社設立にあたっては、同じ考えをもつ同業者を探して出会い、将来を語り意気投合して設立に至った行動力の素晴らしさ、多額の借入による設備投資での大手取引先の要望に応える生産体制作り、資金繰りなどの苦難を乗り越えてきた経営者としての覚悟など、同友会での学びが役に立ち苦労しても前向きに取り組めたとのことでした。

 実践していることのひとつとして、社員の満足度を上げて、社員が退職するときに「この会社に勤めて良かった」、「自分の子供を勤めさせたい」と思うような会社にしたいとのこと、まさに『労使見解』そのものです。以前は社員がダメだと思っていたが、今は社員を教育できない自分がダメという思いから経営指針や経営計画書を作成して社員と共有し、驚いたことには10年先を見越して毎年見直し、四半期別毎に進捗を確認し合って、方向づけしていることでした。また、社員一人ひとりの目標を発表し合っている状況も説明いただき、そんな取り組みの成果が今回の「濃くコク豆腐の金メダル受賞」だと思いました。そして、着実に社員教育を実践し成果に結びつけている姿は、これこそ、よい経営者であるための基本と感じました。経営計画書は問題解決の手引きであり、行動の判断基準となり、船で言えば「羅針盤」という、どんな会社にとっても必要不可欠なものという報告は何よりも具体的なものでした。

 同友会に入会して、いろんな方と交流・グループ討議し、自分自身を知り、経営者としての自覚やアイデアも生まれ、出会っていなければ現在の自分は居ないとまで言い切れるほどの刺激があったとのことでした。2019年には長崎で全研大会が開催されます。広く交流して、そして素直に受け入れて学びを深める良い機会であるなど、多くの同友会の良さを報告され、そして実践からの学びを教えて頂きました。

 今回のテーマは「これまでの同友会での学びの中で、一番刺激になったことは何ですか?」。グループディスカッションでは、会員先輩の大失敗から立ち上がった行動力、経営指針は会社が小さくても一人でも必要であること、経営指針の必要性と作成のプロセス、経営指針は企業発展には不可欠なもの、学びを実践する力、経営者の覚悟、などの意見がありました。

 

 今回の報告とグループディスカッションを通して、経営指針、経営計画書の重要性、同友会の良さを更に知ることができた会員も多かったと思います。また、労使見解の理解を深め、経営者の覚悟と行動への気づきを得ることができた例会でもありました。報告ありがとうございました。 

文責 大村支部 得田稔